入局希望の方へ

Recruit

教授からのメッセージ

旭川医科大学眼科学講座の入局案内をご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は母校である旭川医大を卒業後、そのまま旭川医大眼科に入局し、そこで育てて頂き、今とても充実した眼科医人生を送ることができています。ぜひ多くの皆さんに私たち旭川医大眼科の仲間になって頂き、ともにより良い眼科医人生を送ることが出来るように頑張っていきたいと思っています。
ここでは、なぜ旭川医大眼科入局をお勧めするのか、その理由をお答えしたいと思います。よくいただく5つの質問に対する私の答えをここにご呈示します。それを読んでいただき、もしも詳しくお話しをお聞きになりたい方は、いつでもお問い合わせ頂けたらと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

内科と外科どちらにもできます。

特に医学部学生時代は、自分が内科向きなのか外科向きなのか、よくわからないと思います。実際に働いてみないとどちらが自分に向いているのか本当のところはわからないと思います。眼科には内科的側面と外科的側面の両方があり、眼科に入局して両方を学んでみて、どちらが自分に合うのかをじっくり考えて決めることができます。また、眼科医療も高度に進化しておりますので、これから眼科を選ぶ若い皆さんは、内科も外科もどちらもできるのではないかと思います。ぜひ二刀流目指してがんばって頂きたいと思います。

手術を早く習得し、スキルアップできます。

これは旭川医大眼科の最も得意とするところです。私は東京の大学病院でも働いておりましたが、都会はどこも競争が激しく、熟練した上級医ご指名の直接紹介患者がとても多かったので、若い先生にご担当頂く症例を選ぶのにとても苦労しました。一方、旭川医大眼科の関連施設であれば、少ない医師数でその医療圏の全ての患者を引き受けなければいけませんので、専門医取得前でも都会での研修では考えられないような症例数を短期間に経験できます。眼科医としての最初の数年間、ロケットスタートを決めることができれば、その後のさらなる専門性の高い手術(硝子体手術、緑内障手術、角膜移植など)を早く習得できます。結論としまして、旭川医大眼科でまず10年頑張ってくれれば、全国どこの施設に行っても頼られる立派な眼科医に成長できると思います。

臨床も研究もどちらも思う存分頑張る事ができます。

医学部学生さん、そして研修医の皆さんは、臨床医としての将来像を思い描かれていると思います。研修がスタートし、眼科医としての基礎を学び、そして少しずつ一人前になっていくとき、また一つの新しい壁が見えてくると思います。その壁を乗り越えるためのツールとして、研究に一度携わることをお勧めしています。
医学の進歩はめざましく、私が眼科医になっての30年間でも、これまで治らないと思われていた病気が特効薬の登場で治療が可能になったり、これまでの技術ではみえなかったものが新しいテクノロジーにより鮮明に見えるになったりすることが何度もありました。この日進月歩の最先端医学に追いつくためには、自ら研究に携わり、生涯学び続ける必要があります。ですので、旭川医大眼科では、医局員の皆さんに臨床と研究の両立をお勧めしています。大学院進学or論文博士、基礎研究or臨床研究、網膜or角膜or緑内障orぶどう膜炎など、型にはまらない多様性のある研究を重視しています。そして、北海道眼科地域医療の最後の砦として、どのような疾患にも最先端の医療を提供できる知識と経験を持った人材が揃う眼科医局を目指しています。

国際学会参加や海外留学を推進しています。

旭川医科大学眼科では、これまで多くの先生が海外留学で研究を行い、多くの成果を持ち帰り、その後も臨床と研究をバランスよく続けられており、教室の良い伝統となっています。これから医局の若い先生が国際学会で活躍し、優れた英語論文を発表し、そして海外留学をして新しい財産を持ち帰ってくれることを願っています。同門会の先生方のご寄付もいただき、若い先生の海外学会参加や英語論文発表などを積極的に支援しています。

給料を増やして快適な生活を送ることができます。

これも切実な問題だと思います。旭川で仕事をするメリットとしては、格安な家賃で、新鮮な食材を安く手に入れて、毎日美味しい食事を楽しむことことができます。また、外勤先は北海道の遠方が多く、移動は大変ですがその分給与面でも手厚く保障されていて、専門医をとる前の若い先生でも、都会では信じられないくらいの給料がもらえます。また、今の眼科研修医の平均家賃5万円で、駐車場も無料でした。満員電車もなく、道路も空いており、殺伐とした群衆のなかをくぐり抜けしかめっ面で帰宅するストレスもございません。夜はとても静かで、夜空に星がきれいにみえます。真夏でも夕方以降は湿度も低く、とても過ごしやすいです。
結論として、まだまだ金銭的にも苦しい、家族が増えた、親の介護が大変、将来海外留学を考えているなどなど、様々な理由でお金を貯めなければいけないご事情がある先生にも、旭川医大眼科は親身になってできる限りのご支援をしたいと思います。

以上、5つの想定質問に対する答えを書かせて頂きました。まだまだここに書けない事もございますので、お聞きになりたい方はぜひ旭川医大眼科医局まで御連絡下さい。

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